W断熱(付加断熱)とは?
部屋内と部屋外に断熱材を施工する断熱方法です。
フェノバボードHP
付加断熱のメリットは?
断熱性が高い!
柱の断熱性は、0.15W/㎡・k(熱貫流率)一般的な断熱材は0.038W/㎡・k
柱の部分は、壁に比べて4倍熱を通しやすい。
柱部分の熱損失を外張り断熱材でカバーすることで、より保温力が増して 暖かく・冷暖房費の少ない住まいになるメリットがあります。
ちなみに、スタンダードな窓は2.33W/㎡・k 柱の15.5倍 壁の61倍 熱を逃がします。
(鉄骨は55W/mk 木材の0.15W/㎡・kと比べて366倍熱を通しやすい…1例です。)
例えば、柱 大きな窓 柱 大きな窓 と連続するリビングの南面からは、熱がダダ洩れで寒くて残念なリビングになってしまいます・・・(もちろん高性能の窓0.9W/㎡・kなど使用すると変わります)
よって、新築して一番皆さんが期待しているリビングに窓の割合が多く、柱が多く、壁が少ない家になればなるほど快適性が低くなり、冷暖房費も高くなってしまいます。「私は冷暖房費は高くなってもいいから、できるだけ窓ばかりにして解放感がある住まいを希望される場合は、窓の性能をとにかくUPしておいたほうが良いと思います。または、窓の下部からエアコンの吹き出し口を作ることで寒さを解消できる方法もあります。
付加断熱のデメリット
- コストアップ 断熱材の量UP 施工手間UP いろいろなブログなど調べて40坪くらいで100万円程度のコストアップが多いです。使う断熱材の種類によっても変わります。
- 仕様選定・施工が悪いと内部結露・雨漏りの起きる可能性がある。
- そもそも構造躯体が強くないと、大きな地震の際に断熱性能が低下する可能性がある。
- 外断熱を支える木材の劣化対策
付加断熱をしているハウスメーカー 工務店
- アイフルホーム すごい家
- 一条工務店 i-smartⅡ
- ウェルネストホーム ウェルネストホームの家
- クレバリーホーム エネリート
- 住友不動産 ウッドパネルセンチュリー
- アエラホーム クラージュ
- タマホーム 大地の家
- 大和ハウス プレミアムグランウッド
付加断熱をする前に大事な項目
断熱性のパフォーマンスをUPするためのチェック項目を再度お知らせします。
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