断熱等級7が登場?

家づくり
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雲出です。2020年のカーボンニュートラル宣言を受け、経産省・国交省・環境省が連携し「脱炭素社会に向けた住宅・建築物の省エネ対策等のあり方・進め方がとりまとめられた。今回は、その内容について少しだけ深堀したいと思ます。

いよいよ、HEAT20の基準がスタンダードに

とりまとめによると、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の断熱性をさらに上回る外皮基準の普及により、より省エネ性能の高い住宅供給の促進や各種基準の早期引き上げにつながるとされており、住宅性能表示制度におけるさらなる上位等級が求められている。

これを踏まえ2022年の4月1日に施工を予定するZEH水準の「断熱等級5」をさらに上回る「等級6で(6地域Ua値0.46以下)」および「等級7(6地域でUa値0.26以下)」を創設するため、品確法に基づく日本住宅性能表示基準及び評価基準及び評価方法基準の改正予定(交付予定2022年3月上旬、施工予定2022年10月上旬)している。

引用:日経ホームビルダー

セールストークが使えない

今上記の内容について、国民に対して、どう思われますか?という意見が募集されているところです。松尾和也さんもYouTubeで国の官僚相手に必死で、思いを伝えていらっしゃいました。ここまで来るのに本当に時間がかかりました。

平成11年1999年に省エネ基準が見直されてから22年・・・ずっと動きのなかった日本の断熱基準の底上げが期待できるのと、何より「当社は等級4で最高等級です」「高性能住宅です」など、本当はレベルが低いのに、さも性能が高いようなセールストークが使えなくなるという意味で、個人的には是非実現してもらいたいと思います。

どうせだったらBELSも☆の数を増やして欲しい!

省エネ等級6や7が使われるようになったら、BELSの星の数も増やして欲しいものです。

ZEH基準   省エネ等級5 ☆☆☆☆☆

HEAT20 G2 省エネ等級6 ☆☆☆☆☆☆

HEAT20 G3 省エネ等級7 ☆☆☆☆☆☆☆

とにかく、分かりやすく省エネ制度が制定されて

誰でも検討しやすくなる日が来ることを1日も早く実現してもらいたいです。

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